top of page
SAVE THE PLANET
自然力で森を守る
近年、地球温暖化の影響かもしれないが、長年かけて成長してきた樹木の立ち枯れの多くの報告がある。
広葉樹では、カシナガキクイムシの穿孔によるナラ枯れ、針葉樹では、トドマツノキクイムシによる食害で、拡大して貴重な樹木が広範囲に急速に失われつつある。害虫対策としての殺虫剤の散布は、果たして有効だろうか?
ナラの木等の健全な森を作る
1.樹皮に蜜が出ている
樹液に虫が集まり、蟻など行き来する。スズメバチ、昆虫の他にも、鳥も飛来する。
2.蟻が樹皮を行き来する。
3.木の根元には蟻の多様性があって、木の根元に巣がなくても森の中に、蜜や幼虫や対象物にいつでも襲来できるキャパシティーがある。
4.それぞれの木々に護衛隊として蟻の縄張りと共生関係がある。
5.キクイムシの襲来があっても穿孔内に選択的に蟻の兵隊を集結出来る。
2016.7
大堤沼周辺一帯に、紅葉の時期でもないのに、茶色に変色するナラの木を発見し、周辺のほとんどのナラの木にフラスを発見。蜂蜜塗布開始して、観察開始する。
害虫を捕捉する蟻
ナラ枯れモデルで、小型の蟻の這い上がりを観察(2019.8/15)
1㎜程度の蟻が、蚊(害虫の想定)を捕捉している様子
2017.6~2018
翌年から、フラスの完全な消失、穿孔の拡大、樹皮の多孔質化
2019.8
ナラ枯れモデルの作成、フラスの存在で、蟻の這いあがりの抑制を発見する。
ナラの木の穿入孔内で
幼虫を捕捉する様子
bottom of page